有耶☆無耶

〜 有耶と無耶のムダ話 〜

経済内戦

戦争を描くことが人間の隠れた本質を抉り出すことだと考えられていたのは、日常と戦争がきちんとわかれていて、国家の内と外、安全な領域と危険な領域がきちんとわかれていたからです。それに対して、いまの社会では低強度な緊張が全面化している。そんな世界においては、戦争を描くことはそのまま日常生活を描くことになるかもしれない。

戦争は、戦場に行くまでに長い時間をかけて心の状態を変えていきます。訓練やさまざまな儀式を通じて、日常空間を離れて戦争の世界に入っていくことを教育/洗脳していくプロセスがあるから、人々は高揚感を得られる。一方いまの戦争は、ついさっきまで日常の空間だった場所でいきなり銃をぶっ放すわけで、高揚感が生じる余地はない。かつてのように戦争の美学化が機能しないということが、いまの戦争のリアリティだと思います。


コンテンツの思想―マンガ・アニメ・ライトノベルコンテンツの思想―マンガ・アニメ・ライトノベル
(2007/03)
東 浩紀

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有耶◆戦争は難民を増やすんだよな。
無耶◇日本にもネットカフェ難民という 経済難民が増えているのです。
有耶◆経済戦争の被害者が、経済難民だな。
無耶◇日本は、経済の内戦状態なのです。
有耶◆既得権を持つ古い経済と、グローバル化経済の戦争だな。


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